2013/07/07

ウィンブルドン見てたら、ジョコビッチの応援している自分に気づく

在英歴20年以上だというのに、マリーじゃなくてジョコビッチを応援している私。

そして、イギリス人の夫は、「マリー好きじゃない」発言。

二人でジョコビッチ応援!

軽井沢はいいところ


「ビル ゲイツが軽井沢に別荘を建築中」


昨日、ネットをサーチしていた時に見つけたのが、このニュース。

何でも軽井沢では有名な話しだそうですが、最近(6月中旬)軽井沢に行ったのに、そんな噂話は一切聞きませんでしたよー。(そりゃーそうだ)

場所は「星のや」の近くだそうで。



子供の頃に、両親に連れられ何回か避暑に来たことがあるせいか、軽井沢は今でも思い出深いお気に入りの場所です。

特に中軽井沢は、3メートル先が見えなくなるほどの霧と、大量発生したトンボが、強烈な映像として頭(それとも心?)に残ってます。

何より、これだけ東京に近くて(新幹線で1時間ちょっと)、真夏に湿気が少ないところが大きな魅力ですよね。

私も(ビルゲイツよりも先に!)軽井沢に住みたいと思ったことがあり、ここでどういう商売が出来るかと色々考えたものです。(ホントか!)

まあ、そういう理由もあり(??)、一度「星のや」に泊まってみたいと思い、約5年程前に初めて泊まりに行きました。 

隅々までお金を掛けて作られているのが、よ~く判る温泉リゾートでしたが、若いスタッフは、マニュアル通りにしゃべってる感じが拭えず、ちょっと残念だったことも......。

部屋に案内してくれた若いスタッフが、途中、車の中から鳥を見かけ、「シジュウカラですね」って、不自然な言い方(ここがポイント)で言ったんですけど、小鳥さんはセキレイだったんですよね。 

意地悪なオバサンは、思わず「小鳥を見かけたらシジュウカラって言うようにマニュアルに書いてあるのかな?」なんて疑ってしまいました。

悪口はこの辺で止めて......



その後、近くにハルニレテラスが出来て、かなり気になっていたので、また「星のや」に行ってみたいと思っていたんです。(悪口言ってるわりには気に入っている)

それまで「星のや」か「村民食堂」でしか食事が出来なかったのが、徒歩で行ける範囲に何軒か食事するところが増えて、更に「星のや」の魅力が増したわけですね。

しかも、それが一箇所に集中していて、お洒落なウッドデッキにアルフレスコ ダイニングが出来ると来たら、行かないわけにいかないです。

「星のや」、とてもいいんですけど、「トンボの湯」以外に、宿泊者専用の「露天風呂」が出来たら、もっと「星のや」に行きたいと思うんじゃないでしょうか?



今回は、星のや「おひとり様一泊5万円」はちょっと贅沢過ぎたので、もう少しお手軽なブレストンコートの方にしましたが、スタッフの印象はブレストンコートの方が良かったかも。

ただ、個人的なリクエストを書かせて頂きますと.....

「星のや」 
やっぱり、宿泊者専用の露天風呂が欲しいなぁ

「ブレストンコート」 
デザイナーズ コテージに、座り心地のいい椅子かソファを置いて欲しいなぁ




2013/07/06

「エンデバー」2nd シリーズ決定

明日は、いよいよウィンブルドンの男子シングル決勝ですが、イギリス中でマリーの応援をするんでしょうね。

個人的には、ジョコビッチ、マリー、どちらが勝ってもいいんですが、長年イギリスに住んでいるんだし、マリーが勝ってくれた方がいいかも。(本当はどっちでもいい)

それにしても、この天気の良さは一体なんでしょうね?

信じられないような、素晴らしい青空が広がっています。

今年は夏が来ないと思っていましたが、何と、来てしまいました!

でも、1週間続けばいい方でしょうね。

(イギリスに長年住んでると、本当に悲観的になってきます.......)


そうそう、先月のちょっと古いニュースですが、春にITVで放映された Endevour が、来年、またシリーズでやるそうです。

個人的に気に入っていたので、かなり嬉しいですね~。

また2時間枠で4回放映するらしいですが、せめて6回くらい放映してくれないかなあって思ってしまいます。

撮影は今年の秋・冬だそうで、前回同様、また寒々しい雰囲気になりそうです。

まあ、そこがいいんですけどね。



2013/06/24

期待してます、新ビオフェルミン

慢性便秘解消の為に買ったアシドフィルス菌のサプリメントは、(諦めるのが早かったかもしれないと思いつつ)効果が出なかったのですが、新ビオフェルミンはアマゾンでのクチコミの評価が余りに高いので、試さずにはいられませんでした。

先ず、日本にいる同じ症状で悩む母に送って試してもらったのですが、最初はやっぱり駄目だったみたいです。

ところがです、最近になって効果が表れるようになったらしいです。


それを聞いたら、私も飲まずにはいられません。

一時帰国した際に飲み始めたのですが、期待を込めて暫く続けて飲んでみます。




軽井沢で買った駅弁(おまけ)

帰りの新幹線で食べたランチは、横川駅の有名な「峠の釜飯」でした。

子供の時に親と一緒に軽井沢に来て以来の事なので、かれこれ40年振りです。

その当時は好き嫌いが激しく(今でもですが)、強制的に食べさせられていたという感じで、全く美味しいとも思わなかったのですが、久し振りに食べた感想は、「......やっぱりこういう味だったか」です。

いえ、けっして不味い訳ではないのですが、駅弁にしてはいけるかなって程度。

駅弁だからしょうがないんですけど、味付けが濃くて甘いですよね。

でも、いつから皇室ご用達になったんでしょうか。







今回は残さず完食しました。


軽井沢ブレストンコート(時差ボケ解消) パート2

翌朝は、朝食前に「石の教会」まで散歩。

早朝だったお陰で、カッコー、ウグイス、キビタキの囀りを聞くことが出来ました。

しかも、キビタキは木の枝で鳴いている姿を見つけて(私にしては上出来!)ビデオも撮れました。




ちょっと遠かったので映像は良くありませんが、ウグイスの鳴き声も入ってます。






野生の鳥たちに癒された後、テラスヴィラに戻って朝食。

8時半に予約をしていたのですが、8時25分頃、支度をしに行ってもよいかという確認の電話がありました。

15分くらい掛けてテーブルをセッティングして、そのまま給仕の男性スタッフが残り、丁寧に食事の説明をしてくれました。

ビジュアル的にも素晴らしく、思わず顔がほころんでしまいました。


朝食とは思えないような豪華な品々が並ぶテーブル
              

   サイドテーブルにはパン、ケトルに入った熱湯とリンゴジュースが置いてあり、お好みでコーヒーかお茶各種が選べます


絶対食べきれないと思っていたのに、完食してしまったパン


右の2つは蕎麦粉で焼いたクレープ


このサラダ、絶品でした(とにかく一度お試しあれ)


このポトフ、野菜に味が染み込んでいて美味しっかった~(お肉類は残しました)


朝からデザート2種


非日常な朝食がテラスで楽しめて、素晴らしい経験をさせて頂きました。

こういう朝食は「星のや」にはないので、次回も春・夏だったら絶対ブレストンコートがいいなぁってことになりますね。

朝食後はお散歩がてらハルニレテラスへ。


丸山珈琲の向かいにあるテラス


6月中旬の中軽井沢は、未だそれ程暑くなく、丸山珈琲店の日陰のテーブルでゆっくりと美味しいコーヒーを頂き、ここでもまた癒されました。

前日、日曜午後のハルニレテラスは、老若男女、犬連れカップル、さまざまなタイプの人たちで賑わっていましたが、今朝、月曜の朝は未だ人も少なくヒグラシだけが賑やかでした。

ただ、丸山珈琲はコーヒーをフレンチプレスで出すのがちょっと好みに合わないので、ぞれだけが残念。



肝心の「時差ボケ解消度」ですが、かなりの効果がありました。

私にしては超珍しく、時差ボケが2日目からなくなり(ありえない!)、普通に眠くなったのです。

やっぱり軽井沢に避暑に来て大正解でした。



間違いなくブレストンコートに泊まったのが良かったのだと思いますが、それにしても、中軽井沢の自然環境無しには、時差ボケ解消もなかったと言えます。 「星のや」と比べると、結婚式というイメージが強かったのですが、今回滞在してみて、木々に囲まれた環境といい、テラスヴィラのデザインといい、非日常的な朝食といい、いいところばかりで、悪いところは思い浮かばないですね。 

機会があったら、今度は(虫が少ない)5月に泊まってみたいです。




結論、

軽井沢、冬は星のや、夏はブレストン

春と秋は?




軽井沢ブレストンコート(時差ボケ解消) パート1

一時帰国する度に酷くなるのが、時差ボケ。

年々辛くなってきているので、今回こそは何とか回避したいと思い、成田空港に到着した日に夏の避暑地、軽井沢に直行して心身共にリラックスすることに決めました。 

直行すると電車の乗り換えとかで返ってストレスになるかと思ったのですが、新幹線で東京駅から1時間15分くらいだし、えきねっとの30%割引でグリーン車もゲット出来たし、負担になりそうな要因は考えられませんでした。

今回泊まったのは、星野リゾートのホテル・ブレストンコート。

本当は「星のや」の方に泊まりたかったのですが、何しろ料金が高くて(一番安い素泊まりで1泊5万円)、1人で泊まるには贅沢過ぎる為(夫はイギリスでお留守番.....)、朝食込みでもう少しお値段の手頃なブレストンコートの方にしました。

リラックスするには露天風呂が一番だとは思ったのですが、梅雨で蒸し暑く、熱々の温泉を充分楽しめる季節でもないし、ジャグジーがあれば充分かなぁという事で、予約したのはジャグジースイートでした。


ブレストンコートは道路を挟んで星のやの反対側にあります。 

元々、東京オリンピックの乗馬をやる選手の為に建てられたそうで、歴史を感じます。

ブレストンコートの敷地内に入ると、「カナカナカナ」と涼しげで情緒のある音(ヒグラシというセミの鳴き声)に迎えられました。 

後で調べたら、ヒグラシが鳴くのは夏の終わり頃ということなので、6月に鳴く軽井沢の固体は一体何なんでしょうか?

どちらにしても、この時期にセミ(しかもヒグラシ!)の音が聞けるとは思わず、かなり感動。

レセプションでチェックインを済ませると、スタッフの方が車でテラスヴィラ迄案内してくれます。 

この時の車は星のやで使用している車と同じでした。

テラスヴィラは外観からは余り想像出来ないモダンな室内。 

実は、建物が素敵なデザイナーコテージというチョイスもあったのですが、リラックス出来そうな椅子・ソファがなく、ベッドが壁の穴の中にあって閉所恐怖症に陥りそうだったので、こちらのテラスヴィラにしました。


ジャグジースイートの入り口付近








直ぐに飲めるように紅茶がセットされていたのですが、暑かったので直ぐにミニバーのエビスビールを飲んでしまいました




手前に少し見えているのがバスタブ
            


床はベッドの置いてあるフロアリングのところが一段高くなっていて、他はナチュラルな感じの素材を使ったフロアになっています




コーヒーはハルニレテラスにも支店がある丸山珈琲のもの(滞在中はハルニレテラスで頂いたので、こちらはお持ち帰り)


実は真ん中にはタンブラーが2個置いてあったのですが、ビールを飲む為直ぐに使ってしまったので、写っていません(あしからず)


テレビがないので、チェスかトランプで遊んでね


水回りのアメニティー類は多くなく、ボディークリームが置いてなくて残念でした。 



ジャグジースイートの入り口
                
翌日こちらで素晴らしい朝食をさせて頂きました

水温は42度にセットされていましたが、長湯出来るように38度に変更
        


ジャグジーからは浅間山が見えると聞いていたのですが、緑に覆われて全く見えませんでした。

でも、もみじの緑が綺麗だったので許します。

冬だったら見えるんでしょうね。


今回泊まったテラスヴィラへは、母屋から歩いて3分掛るか掛らないかってくらいでしょうか。

ヒグラシが賑やかに鳴く林の中を通り抜けて行きます。




右側のデザイナーズコテージの前を通り、左に曲がります


テラスヴィラが点在するエリア



見えている建物がジャグジースイート(左の階段は隣のテラスヴィラ用)



緑に囲まれていますが、星のやに比べるとコンパクトな感じです。

デザイナーズコテージ、テラスヴィラの他に、スタンダードコテージもありますが、スタンダードコテージはリニューアル要って感じですね。 

テラスヴィラは道路から割と近いところにあるので、道路側に近いヴィラは車が通る音が聞こえるかもしれません。




2013/06/02

効果がなかった乳酸菌サプリメント

飲んで2日目はよかったんですけど、それ以降は全く効果なし。

で、一週間飲んでみた感想ですが、........よくなるどころか、悪効果だったかも!

下痢気味の人にはいいかもしれませんね。

期待していた乳酸菌なのに、合う合わないがあるんでしょうか。

日本では「新ビオフェルミン」とか「エビオス」とかがあるので、一時帰国した時には、色々と試してみるつもりです。

実は既に「新ビオフェルミン」はアマゾンで購入して、日本の母に飲み始めてもらってます(実験用モルモット??)。

効き目の方は来週聞いてみるつもりですが、母に効けば、多分私にもいけるでしょう。


2013/05/27

便秘解消の最強武器

なんと、この年になって素晴らしい便秘解消方法を見つけました。

悲しいかな、母からの遺伝のようで、若い頃から慢性便秘症で、油断してると直ぐに便秘になる体質です。

健康は、健康な腸から、というのは良く判っていても、便秘症の人間にとって健康な腸を保つのはかなり難しい問題です。

友達から乳酸菌のサプリメントの事は聞いていたのですが、サプリメントというものに対して結構拒否反応があった為、今まで試したことなかったわけですが.......。

他の事をネットで調べている時に、たまたま乳酸菌のサプリメントのレビューを読み、便秘によく利くらしいことが書いてあったので、試しに1瓶買ってみました。

イギリス全土にあるHolland & Barrett という健康食品のチェーン店で手に入れたのが、これです。




Acidophilus という英語名ですが、日本語ではアシドフィルス菌とか好酸性乳酸菌と言われているようです。

ひとつのタブレットに2,000,000,000 の

L acidophilus
L casei casei
L casei rhamnosus

が入っているらしいです。

この製品に限ってはヴィーガン用のサプリメントで、動物性のものは一切含まれていません。

詳しく調べていませんが、日本で売っているこの手のサプリメントは、殆どが他の乳酸菌で、アシドフィルス菌のサプリメントはなかなかないようです。

他の乳酸菌のサプリメントを飲んだことがないので、比べることは出来ませんが、少なくとも、このアシドフィルス菌は直ぐに効果が出ました。

昨日の午後から、食後に飲み始めたのですが(食事中か食後に水で飲む)、今日になってなんかトイレに行きたくなるんですね。 

かと言って、お腹が痛くなるとか、ゴロゴロするとかっていうのはなく、自然にトイレに行きたくなる感じです。

こんな素晴らしいサプリメントを知らなかったって言うのが信じられませんが、何かきっかけがないと、知らないままでいる事って結構ありますよね。

慢性便秘の母にも買って行ってあげようと思ってます。



2013/05/19

ダニーボイルの Sunshine を再見して思うこと

昨日の晩、テレビで Sunshine をほぼ5年振りくらいに見ました。(日本題は「サンシャイン2057」)

公開当時、映画館で見た後の印象は、「あの怪物が登場しなければ最高の映画に成りえたのに」という、ちょっと残念感があったのですが、今回改めて見て、全く意見を変えてしまいました。

この映画は、大きいスクリーンで見ないと臨場感を味わうのは難しいと思うのですが、正直なところ、初めて見た時より、もっと素晴らしいと思ったくらい。

映像、音楽、登場人物、物語を支えるフィロソフィー、イカロス2号、そして、どこかレトロなゴールドのスペーススーツといい、全て完璧。

色々なSF映画がありますが、個人的には、「2001年宇宙の旅」以来のインパクトのある映画です。 自分の感性に合ったSF映画という事で、他の人に理解してもらいたいという気持ちは一切ありません。

監督のダニー・ボイルについては特別な思い入れもなく、好きな監督でもなく、Shallow Graveに始まり、彼の映画は結構見ているのですが、Sunshine 以外で好きなダニー・ボイル作品はありません。 ロンドン・オリンピック開会式に至っては、かなり引いてしまったくらいですから......。

この映画で、個人的にちょっと壺だった点を挙げると.......、

色恋沙汰が一切ないところ
乗組員の人種
キリアン・マーフィーの青い目
真田広之の英語



「プロメテウス」を見終わった後に、この映画とどうしても比べてしまったのですが、やっぱりハリウッドのSFは「スターウォーズ」くらいにしておいてもらいたいです。 Sunshine は、ある意味アンチ・ハリウッドな映画です。

2013/05/12

「黒いトランク」と「エンデバー」絡みのお話し

ようやっと鮎川哲也の「黒いトランク」を読み終わりました。

読み始めて直ぐにクロフツの「樽」を思い出したのですが、終盤になって登場人物の1人が、まさにそのクロフツの「樽」に似ている事件だ、って言うんですよね。(なんだよ~、この作家)

鉄道トリックが余りに難解で(鉄道オタク並みの根気が要ります)、途中で理解するの諦めました。 

アマゾンのコメントを読んでも、「メモをしながら読まないと理解出来ない」みたいな事が書いてありましたが、怠け者の私には当然そんな面倒な事は出来ませんでしたよ。

でも、横溝正史や江戸川乱歩と違い、戦後の庶民の習慣・生活がとても細かく描かれていて、それだけでも読んで良かったと思えました。

これに懲りず(?)、今度は「リラ荘」を読む予定です。


話しはイギリスのミステリーに変わりますが、週末にYouTubeにアップされているショーン・エバンズとロジャー・アラムのインタビューを聞いたのですが、エンデバー役のショーンのリバプール訛りが想像していたより強くなくて、ちょっと安心しました。(なんでかと言うと、リバプール訛りが苦手だから!) 

彼らの話しによると、「エンデバー」における、コリン・デクスターの存在はかなり濃いようで、脚本とかでも彼のお墨付きをもらってからやっているような事を言っていました。 

フォローとして、アラムが、「元々彼が作り上げた人物だから、それは当然だけど」のような事も。

4月に4回のシリーズで始まったドラマですが、視聴率の方は、回を重ねて行く度に低くなっていたので、次のシリーズが作成されるのかどうかちょっと心配であります。

個人的には、2時間の枠に詰め込み過ぎの傾向があるような。 

しかも、一度犯人の目星が付くと、それまでゆっくりだったペースが突然速くなって、あっという間に決着が付く、みたいな感じなんですよね。

ドラマについて行けない負け惜しみのようですが(........)、本当に字幕付きで見ていても難しいんですよー。



2013/05/07

Endeavour - モース警部が新米刑事だった頃設定のテレビドラマ

コリン・デクスターが創造した「モース警部」(Inspector Morse) のテレビシリーズがイギリスで大ヒットになったのは1990年代の話しですが、モース亡き後、部下のルイスが主役となるテレビドラマ「ルイス」(Lewis)も、引き続き大ヒットになったのは割と最近の話しです。 

これだけ国民の支持を勝ち得たドラマを続けない筈はないですよね。

今度は、モース警部が若い頃の活躍を描いた「エンデバー」(Endeavour)  がITVで4月から始まり、毎週日曜日の8時から10時迄2時間枠で放映されて、先日の日曜日で取りあえず4回の初回シリーズを終了しました。



               昨日早速発売になったDVDのトレイラー


元々コリン・デクスターのファンで、1980年に日本に住んでいた時は、翻訳された作品はひとつ残らず読んでました。 イギリスで初めて「モース警部」シリーズを見た時は、自分の中で想像していたモースと、ジョン・ソウ演じるモースが余りにかけ離れていて、ちょっとガッカリしたものです。 彼の部下で、いつもビールを奢る羽目になるルイスの方は、想像していたルイス像に近かったです。

ところで、この若いモースを描いた「エンデバー」ですが、かなりいいんです。 個人的には、オリジナルの「モース警部」より、こっちの方が好きです。 

エンデバー役の役者 Shaun Evans が上手い、というのもあるのですが、彼の上司役のRoger Allam もかなりいいです(彼の方がいい、という評論家が多いです)。 他にも「モース警部」でお馴染みだったストレンジやマックスも若い姿で登場し、妙に懐かしさを感じてしまうのは、このドラマの不思議なことろです。
  
ただ、プロットが難しく、一語でも聞き逃すと付いて行けなくなります。 イギリス人にさえこれですから、英語が母国語じゃない私にとっては更に難解なんです。 しかも、事件が進むと、進展も早くなって、あれよあれよと言っている間に事件が終わってしまいます。 

それでも、エンデバーとドラマが醸し出すメランコリーさに引き込まれずにはいられません。 ミステリードラマというより、エンデバーのドラマといった方がいいくらい、エンデバーの存在感が強いものになっています。

第2回シリーズが待ち遠しいですが、実際に次のシリーズが作られるのかどうか....? (是非お願いします!)

そうそう、「モース警部」の時には、コリン・デクスターが必ずどこかに登場していましたが、この「エンデバー」でも、毎回登場してました。 脚本は別の人が書いているようですが、登場人物を創造した作家として、未だにドラマに関わっているようです。 個人的には、もっと彼の作品を読みたかったので、ちょっと残念です.....。   



2013/04/07

また今年もサマータイムの時差ボケ

年を取るにつれ辛くなるんですけど、会社では皆「一時間くらいは平気」だそうで、苦しんでいるのは私だけのようです.....。

もう1週間以上経っているので、そろそろ治ってもいい頃なんですけど、夜ちゃんと眠れなくて、朝起きるのが辛い、という毎日です。

もうサマータイム止めてもらいたい。

しかも、今年は真冬並みの寒さでサマータイムですから、本当に勘弁してもらいたいって感じです。




2013/03/24

コールラビの季節

Riverford(オーガニックファーム)から、コールラビが配達されるようになりました。

1年間を通して、春先と夏の終わり頃に手に入るようになるのですが、去年の夏の終わりに配達されていたコールラビは、紫の繊維が多い品種でイマイチでした。

今配達されているのは、緑色の品種のもので、紫に比べると繊維がそれ程多くないです。 とは言っても、コールラビ自体繊維が多いので、かなり厚く剥かないと駄目ですけど。

という事で、3週連続でコールラビ味噌汁を作っている今日この頃です。

今朝は生ジュースにも少し入れて飲んでみました。

それにしても、未だにスーパーでは見かけませんね。

いつになったら手軽に手に入るようになるんでしょうか?



ポアロのアパートメントとマルメゾンホテル

金曜日にロンドンのバービカン駅の近くにあるMalmaison Hotel に一泊したのですが、以前利用した lastminute.com の "Top Secret Hotel" で見つけました。

1週間近くお得なホテルを探していたのですが、チェックインする日はホテルにいる時間も短いし、1人だったので(贅沢な!)5星は諦めました。 100ポンド迄って決めて lastminute.com の "Top Secret Hotel" から選ぶのが得策と考え 探していると... (ありました!)"トレンディーなクラークンウェルとセントポールの近くにある最高の4星ブティークホテル" というのが、以前から気になっていた Malmaison Hotel だと判り(元の金額が、ホテル名を出して売っている金額と同じだったので)、直ぐに決めてしまいました。

Malmaison Hotel のあるBarbican には何回か行っているので土地勘も無くはなく、駅から近いので便利だと思ったのですが、デイヴィッド・スーシェ演じるポアロのアパートがご近所だったとは知りませんでした!

チェックインしたのが午後6時近くだったので、ポアロのアパートには全く気が付かず、翌日も「似てる!」って思ったものの、実際に確認するまで実際にそうなのかどうか自信はありませんでした。 なので、一応写真を撮って、後でチェックしようと思って撮ったものです。 考えてみたら iPhone で直ぐにチェック出来たんですけどね。






ちなみに、泊まったホテルの方ですが、4星だけあって「まあこんなもの」って感じでしょうか。 やはり5星のホテルに泊まった時のような感動(?)はありませんでした。

あいにく部屋は裏に面していたので、眺めはウェアハウスだけでしたが、そのお陰で(?)滅茶苦茶静かで安眠出来ました。

泊まった部屋の写真を少しご紹介します。 iPhone で撮ったので出来は悪いですが.....。














狭いながらもバスタブもあり、シャワー用カーテンはプラスティックものと外側の布もの(赤と黒)、と2重になっていたのが変わっていました。 心配していた水圧は、ちゃんと強かったです。 アメニティーは、4星だけあっていたって普通でした。 

部屋にあるお茶はTaylors of Harrogate のアールグレー、ブレックファースト、オーガニックカモマイル等、かなり充実していました(せっかくなのでお持ち帰りさせて頂きました...)。 コーヒーに至っては、日本ではお馴染みのドリップ式の珈琲が2種類(普通のとデカフ)4杯分置いてあり、朝食に飲んだフレンチプレスの珈琲より、よっぽど美味しかったです。 イギリスのホテルでこの手のコーヒーを見るのは初めてです。 残念なことにミネラルウォーターは置いてありませんでしたが、ミニバーの中を覗き忘れたので、きっとその中に入っていたんだと想像します。

朝食はコンチネンタルを頂いたのですが、普通でした。 フルーツ、ヨーグルト、ミューズリー、ペイストリー3種と、品揃えも普通。 ただ、フロアマネジャーの女性が怖かったです! 他のスタッフは感じが良かったのですが、黒いスーツを着たブロンドの女性マネジャーはマジで殺気立って働いていました。 笑顔どころか、終始怒った顔してましたよ.....(汗)。 


外見は..... 真ん中にあるヴィクトリアンの建物がMalmaison Hotel です。





Malmaison Hotel のある Charterhouse Square の他の建物を少しだけ......










2013/03/18

Lady Vanishes「バルカン超特急」ヒッチコックリメイク版(BBC)

昨晩、BBC1 でヒッチコックのリメイク版 Lady Vanishes (日本題バルカン急行)を放映したのですが、結構面白かったです。

とは言え、ヒッチコック版を見ていないので、比較は出来ませんが。




今日の新聞上での評価は、ヒッチコック版と比較され(当然ですが)、余り芳しくなかったですが、テレグラフ紙は割と好意的で3星半を付けていました。

黄金時代のヨーロッパ横断列車の中の出来事なので、この手のミステリーが好きな人は必見かと思います。

主役の女性は、美人というより、コケティッシュな可愛さを持った女優でしたが、それなりに良かったです。

イギリスのテレビドラマ(特にポアロ・シリーズ等)に馴染みがある私には、豪華な脇役群も嬉しいところでした(以下写真のお歴々)







最後がちょっとバタバタと、あっという間に解決してしまったのが玉に瑕ですかね。

でも、ヒッチコック版を見ていない人だったら、充分楽しめる内容になってます。

多分日本では放映されないでしょうねぇ。