2012/07/30

黄色い部屋の謎

ずーっと、ずーっと読みたいと思い続け、最近ようやっと文庫本を手に入れた、密室トリックの大御所、ガストンルルーの『黄色い部屋の謎』。

探偵小説マニアだったら、この本を読まずに死ねません、ってくらい有名です。





未だ3分の1しか読んでいませんが、とても100年前に書かれた本とは思えない作品です。

いい作品は時代を感じませんね。

誰が犯人なのか、結末が楽しみです。


2012/07/29

自転車ロードレースのにわかファン

昨日の男子に続き、今日は昼の12時から女子の自転車ロードレースをやっていたので、"にわか" ロードレースファンとしては見逃すわけにはいきませんでした。

正直なところ、昨日までロードレースをテレビで見たことはなかったのですが、今回はイギリスチームの優勝が期待されていたこともあり、何となく見始めたのですが、ロードレースの面白さに直ぐに引き込まれてしまいました。

昨日の男子のレースは、天気がいいこともあって、イギリスの田舎の風景が抜群のバックグラウンドとなって、見ていて気持ち良かったこと。

残念ながらイギリスチームは優勝出来ませんでしたが、色んな面で充分に楽しめました。

今日の女子のロードレースは、イギリス国民のイギリスチームに対する期待も高くなかったせいか、イギリスチームを応援するつもりもなく、普通に見ていました。

天気の方は、昨日とは打って変わって、大雨が降り、雷までなる始末。

そんな最悪の天気でも、道の両端には応援する人たちが沢山。

レースの方は、中盤から断然面白くなり、リーダーグループが4名(オランダ、ロシア、アメリカ、イギリス)から3名(オランダ、ロシア、イギリス)になった後は、自然とイギリス人のサイクリストを応援しながら見ていました。

最後の1キロに至っては、イギリス人のリジー アーミステッドに、せめてシルバーを取ってもらいたい!とドキドキしながらテレビにかじりついていました。

アーミステッドがシルバーを取って素直に喜ぶと同時に、面白かったロードレースが終わってしまって、暫く見れない寂しさが混じり、ちょっと複雑な心境........。




左は優勝したオランダのマリアンヌ ヴォスで、右がリジー アーミステッド



ロードレースより面白いオリンピックゲームってあるかなぁ?

個人的には、日本チームを応援したい気持ちより、面白いゲームが見たい気持ちの方が強いです。






2012/07/28

ロンドンオリンピック と BBC

昨日のオープニングから、起きてる間はずーっとテレビでオリンピックを見ていますが、BBCの偏った放映に、既にうんざりしてます。

いや、日本の選手が見れないって文句を書くわけじゃないんです。

今日の自転車のロードレースで、イギリス人のゴールド獲得の期待を一心に背負ったキャヴェンディッシュが優勝出来なかったわけですが、1位と2位になった選手がマイナーな国(カザフスタンとコロンビア)の人たちだったせいか、表彰式を見せないんですよー!

そりゃー、期待していた同国の選手が負けて悔しいの判りますよ。

でも、1日中テレビで放映していたくせに、優勝すると思っていた自国の選手が優勝出来なくて投げやりになったのか何だか知りませんが、表彰式を見せないのは片手落ちですよね。 

しかも、BBCのインタビュアーは、優勝したばかりのカザフスタンのサイクリストに向かって、「私たち(イギリス国民)イギリス人選手を応援していたんだけど」で始まる質問。 オリンピックでゴールド取った人にそんなこと言う必要ありますか?

ところがですね、水泳の200メートルでアメリカ人選手がゴールドを取ったら、ちゃんと表彰式まで見せるんですよ。



オリンピックの間、ずっーと、こういう偏った放映を見せられるのかと思うと、今から嫌になります。



2012/07/22

ちょっとシリアスな話し

今年75才になる母は肺がんを患っていますが、先日のCTスキャンで、「肺の影が殆ど見えなくなっていますね」、と担当医に言われたそうです。

母は、去年の夏から済陽高穂氏が推奨している朝ジュースを始め、そのおかげか冬頃には免疫力もつき、副作用が楽になってきていました。

実は、朝ジュースを始める以前、去年の夏に始めた抗癌剤投与は、持病の不整脈が出た為2回目で止めて、それ以降は錠剤のみの治療を続けています。 結果的に普通の量より少ない薬の量で治療しているわけです。

担当医は、この錠剤が母に合っていて、その効果が出ているようだと言っていて、母が生ジュースや食事療法のことを持ち出すと笑うそうです。 まあ、化学療法の専門医なので、母も余り気にしていないようですが.........。

済陽氏が禁止している赤肉は、私もしつこいくらい摂取しないようにと言っているので、肉系を食べる時は魚かチキンだけにしているようです。

少しでも良くなればと、藁をも掴む気持ちで始めた事が、ここまで効果が出て、私もちょっとびっくりしています。

もちろん、錠剤も効力があったのだとは思いますが、今迄通りの、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲む食生活を続けて、ここまで治癒出来たとは思えません。

それと、母の、余り深く考え込まない(失礼!)楽天的な性格も、いい方向に作用していると、付け加えさせて頂きます。




2012/07/18

階段の上り下り

過去10年間に3、 4回スポーツジムに入会して、いつも三日坊主で終わっている怠け者なので、間違ってもまたお金の無駄になるようなスポーツジムの入会はしない事に決めてます。

その代わりと言ってはおこがましいのですが、ジムに行かなくても運動はしないといけない、という事で、最近始めたのが会社の階段の上り下り。

これはお金が全然掛りません。

しかも仕事の合間に出来てしまいます。

8月にまたスノードニアに山登りに行くこともあり、体力をつける為にも階段の上り下りは最適な運動と思えます。

何しろ、ジムに行く必要もなければ、運動着に着替える必要もない。

でも、これで続かなかったら最低ですね。




2012/07/11

ピーター ウィムジー卿ファン必読の一冊

本をまとめ買いしようと思ってアマゾン ジャパンをブラウズしている時に、たまたま見つけたのが、ジョージェット へイヤーの『マシューズ家の毒』。

「巨匠セイヤーズが認めた実力派」という紹介文だけで、買うことを決めた一冊です。

セイヤーズの大ファンとしては当然の決断でしょう。


いや~、読んでる途中でニヤニヤしてきてしまいました。

ひとりで遺産を相続する親戚の嫌われ者、ランドール マシューズが誰かによーく似ているんです。

ただ、こちらの彼は、全てのコメントが皮肉・あてつけなので、嫌われて当り前なんですが。

とは言え、最後にステラに求婚するくだりなんか、完璧にウィムジーいってます。

もちろん、この登場人物はウィムジーのパロディーかオマージュだと思うのですが........?


登場人物の描き方も上手いし、ちょっと漫画にもなりそうなコメディーミステリーといった感じで、セイヤーズファンとしてはかなり楽しめた一作です。






2012/07/09

アーネスト ボーグナイン死去

若かりし頃、彼が未だ現役で活躍していた頃、友達の間で、アーネスト ボーグナインを(失礼なことに) "ガミガミおやじ" と呼んでおりました。

未だに、私にとってのアーネスト ボーグナインは ガミガミおやじ です。

不思議なことに、彼が出ると映画に活気が出ます。

主役の俳優は好きじゃなくても、脇役で映画が見たくなる映画ってないですか?

私にとってアーネスト ボーグナインは、そういうタイプの俳優でした。

95才だったとはちょっとびっくりです。









2012/07/08

感心しないマリーの敗者コメント

「ロジャーは30歳になるけど、年の割には良くやったよな」

「彼は優勝するに値するよ」


など、負け惜しみ的なコメントばかり。

しかも泣き始めるじゃないですか。

悔しいことは判るけど、もうちょっと威厳を持って負けたことを認められないんですか?


それに比べてフェデラーのクールなこと。

王者は精神力も人並じゃないですね。


イギリスに住んでいながらフェデラー応援♪

ウィンブルドンの決勝が始まりますが、イギリスは、当然ながらアンディー マリー一色!

イギリス在住歴が長いのですが、マリーは好きじゃないので、ロジャー応援してます♪

間違ってもマリーを勝たすことだけはしないで下さい!


2012/07/07

ケチなストーンローゼズ

BBC3 で先ほどから T In The Park のライブを中継しているのですが、本日のトリ、Stone Roses はテレビ中継を拒否したそうで見れません。

イギリスでこの手の番組多く見てますが、未だかつて、フェスティバルの中継でテレビ放映を拒否したバンドなんて聞いたことないですよ。

Reading だって、Glastonbury だって、V Festival だって、トリの大物バンドは登場するのが当り前。

ストーンローゼズ、出し惜しみだか何だか知りませんが、最低だと思います。

こんなセコイバンドの再結成を見に行かなくて良かった。





ちょっと負け惜しみ......?

実はそれほどお得ではなかった「東京シャトル」

海外から日本へ来る場合、成田空港から都心行きのバスの前売りを買えないことが判りました。

リムジンバスと同じように着いてからの購入になるので、2,000円払うことになります。

な~んだ、って感じ。

それでもリムジンバスよりは1,000円安いんですけど、ちょっとガッカリ。

http://1000redstart.blogspot.co.uk/2012/06/blog-post_30.html

2012/07/05

パークホテル東京の"絶対"お得な会員特典

パークホテル東京の会員登録をすると、かなりお得な特典が付いてます。
会費が一切無料なので、泊まる予定がある人は登録しない手はないでしょう。


< レギュラー得点 >

レイトアウトサービス 1時間
ミネラルウォーター 1本
マッサージ割引 20%OFF
アロマテラピー割引 10%OFF
朝刊(一般紙) 無料

< スペシャル得点 >

1泊目
ウェルカムドリンク
QUOカード500円
ホテルオリジナルセレクション
女性用アメニティ ※女性のお客様のみ

2連泊
ランドリーチケット(1000円分)
ショコラバリエ(タテルヨシノ)
駐車場1泊無料
お部屋アップグレード(空室状況に応じます)
ホテルショップ券(1000円割引券)

3連泊
シャンパンハーフボトル
宅急便往復無料(スーツケース1個相当)
朝食代1名分無料(ランチ/デザートに振替可能)
焼き菓子(小)

等、他にも色々あります。


一時帰国する時に、ロイヤルパーク汐留タワー(洗い場とお風呂が分かれているバスルームが好み)か、東京パークホテル(こじんまりした部屋が妙に落ち着く)かで悩む私は、これでパークホテル東京に傾きそうです。 ロイヤルパークにも会員制度があるのですが、残念ながらこちらは有料。




2012/07/04

久し振りに怪奇小説を読んでみる

30年振り(?)くらいに創元推理文庫の「怪奇小説傑作集」をランダムに読み始めたのですが、アメリカの作家ラヴクラフトの『ダンウィッチの怪』を読み進めているうちに、リドリー スコットの『プロメテウス』を思い出してきてしまいました。 どこが、って言われると説明し難いのですが、似ている点が色々あるような気がします。

怪奇小説と言っても、ラヴクラフトの場合は幽霊モノではなく、怪物モノ(と言ってもSFとはちょっと違う宇宙感)なので、好き嫌いが分かれるところですが、若い頃は結構はまって読んでいたものの、今読むと、ちょっと........って感じで読めないかなぁ。 若い時に読んでて良かったです。

ウェールズ出身のアーサー マッケンも若い頃好きな作家のひとりでしたが、『パンの大神』を今あらためて読むと、女性虐待としか思えないような話しも出て来て、正直なところDisturbingです。 彼が現代の読書家に受けないのは理解出来るところです。 今の時代、彼の時代錯誤的感覚に違和感を感じる人は多いと思います。 

そういう意味では、イギリス人のMRジェームスやブラックウッドは、今でも違和感を殆ど感じせずに読めるホラー小説のメインストリームでしょう。 安心して読めるというか、普遍的。 余りオタクっぽくなく、自己満足の世界観をこねずに、単純に読者中心の小説を書いているという感じがします。

ひとつ確実なことは、推理小説は通勤電車の中で読むにはぴったりですが、怪奇小説は通勤電車の中で読むに相応しい本とは言えません。 と言うか、読むべきではないですね。 夜寝る前とかに読むのが一番です。




2012/07/03

観測史上始まって以来雨の多かった6月(イギリスの話し)

観測史上というのは1910年以来らしいです。

でも、雨や曇が当り前のようになっていたので、このニュースをテレビで見た時になんにも感じなかったという悲しさ.........。