今回の秋田県の『熊牧場』で起きた人災には本当に心が痛みます。
昔から(実際に見たこともないのに)熊恐怖症の自分にとって、野生の熊に出会うのは史上最悪の悪夢。
去年日本に帰った時、念願かなって奥飛騨温泉郷へ行きましたが、かなり長い間行くか行くまいか悩んでました。
それは奥飛騨温泉郷が売り物にしている『熊牧場』の存在の為。
野生の熊を檻に入れて、餌をネタに無理やり演技をさせる人間の精神構造が理解出来ません。
たとえ『熊牧場』で生まれたにしても、熊は熊。 野生の猛獣。
『牧場』なんて都合のいい名前まで勝手に付けて、家族連れの客を呼び込もうなんて悪趣味もいいとこ。
そんなところへ子供を平気で連れて行く親の精神構造も信じられませんが。
でも、『熊牧場』は未だいい方かも?
日本には、「熊鍋」にされる為に、身動きも取れない檻に長期間入れられた悲惨な熊が多数存在しますから。
もちろん、野生の熊の虐待は日本だけではなく、中国、東ヨーロッパ等、野生の熊が存在する各国で問題になっています。
銃を使っての熊猟の全面禁止は無意味ですが、今回の事件をきっかけに、全面的な『熊牧場』の廃止と、野生の熊を狭い檻に入れて食用の為に飼育する事だは禁止してもらいたいと思います。
まあ、現実的に考えて、今の日本では無理でしょうが........。
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